先日 ベビーカー時代から付き合いのある
旧い友人から
「大切な頼みがある」
と呼び出されました
どうせ金を貸してくれとか
ロクでもない頼みだろうと思い
取り急ぎ 友人を着信拒否して
現場へ向かいました
「最近子供が生まれたんだが、名付け親になってくれないか?」
その友人は独身で
先日還暦を迎えたばかり
あとまだ執行猶予中で
別の裁判も並行して走っている
どうしようもないクズなのですが
この頼みは断る訳にはいきません
私は考えました
三日三晩
お酒を飲む暇も惜しんで
十分な睡眠を取りつつ
考えました
たくさんの幸運に恵まれ
幸せに満ちた人生を歩んで欲しいという願いを込めて
「運子」
と名付けました
それ以来 友人とは連絡が取れません
ドラクエ生活33日目
この日は メタル迷宮招待券も貯まってきたので
レベル上げをします
30分程で
レベル92から98へ
そして気付きます
ストーリーを進めなければ
次のレベル上限解放を受けられないことに
早急にストーリーを進める必要がありますが
何をすればよいのか
全く覚えていません
人の記憶なんて
なおさら覚えていません
一発殴って 記憶を戻してやりたいところですが
相手は勇者
殺されるかもしれません
いくら考えても 解決策は見出だせず
そんなことでは勇者と言えど
お酒に溺れてしまい
藁にもすがる思いで
怪しげな男に頼りますが
数珠を買わされるばかりで
立ち上がることは叶わず
そのまま エンディングを
迎えてしまいます
自分を見ているようで
辛い冒険でした